radioBerry イヌラジ 2003年6月1日放送 
DJ:柴草玲 ゲスト:長見順     
    
(名前の文字色が以下の再現文の発言者です。 この文字色は ”曲名” または、管理人注釈です。)

                         *”笑い”の表記は少ないのですが、ほとんどが笑いの中でのトークです。

柴草玲のイヌラジ
(オープニングテーマ”ヒナのうた”)

こんばんはぁ。柴草玲です。今週も始まりました、イヌラジ。
日曜深夜、如何お過ごしでしょうか。
えー、今週は先週に引き続き、えー、スバラシイゲスト、長見順ちゃんをお迎えしております。

こんばんは。
こんばんはぁ〜〜。またやってまいりました。
よおこそ。  今夜もビールがなくてスミマセン。
今夜も二日酔いで、
二日酔いで、(笑)
コノ前もそうだったけど、
そっか、あの、今日はシラフで、またあの、密室で向かい合ってみたいと・・・・・・・・思います。

あの、先週だけではね、話もイロイロあのー、訊けなかったんで、あの、今週もたっぷりとお話を聞いていきたいと思いますが、
えー、まずは一曲、順ちゃんの方から曲紹介をしていただきましょう。
はい。このぉ曲はですね、、、、あ、そのままだ。  "温泉にゆこう"

(”温泉にゆこう”)

お聞きいただいた曲は、長見順で"温泉にゆこう"でした。

えーー、というわけで、今週も、長見順ちゃんをゲストにお迎えしております。よろしくお願いします。
よろしくです。ふふ。
いやぁ、もう、あの先週もね、いろいろもっと話を訊きたかったんですが、あの、安い男の話もきいたし

(ふたりで、ふふふ。)

えーー、まああの、順ちゃん、あの、やっぱ音を聴いてもらって、、、もらっただけでも、
たぶんリスナーの方には、このヒトはどうも、普通じゃないな、ただモノじゃないな、っていうのが少しはお分かりいただけるか、と思うのですが。
あの、初めて、ね、会ったブルースセッションの時から私が思うに、あの、今のコォ片鱗はあったんだけど、
うんうんうんうん。
ここ何年かで、すごく順ちゃんってはじけちゃったな、っていう・・・・・
あーー、そーーだねぇぇ・・・・・・。
気がしていて。 それは、なにを、長見順を、、、なにが、そうさせたのか、っていう・・・・
なにがそうさせたか・・・・・。
うん。  ちょっと訊いてみたいな。
あーー。
思うんですが・・。  年間100本以上ライブやってる。。
うんうんうんうんうんうん。   そー、なんか今わね、そーゆー状況なんだけど、思い返せば、3年位前まで、私、ライブなんて、1年に4本とか5本とか、
ほんとぉ?
そう。そういう状況で。
うんうんうん。
なんか、毎日ヒマにしてたんだけど、酒ばっか飲んで。
寝るのが好きだって言う・・・・
寝て、酒飲むのが、すき。    なにがそうさせたか、って訊かれると・・・、これじゃいかんな、って・・・

(ふたりして爆笑)

やっぱり、でもその、ライブをすごく鬼のようにやるようになったって言うのは、なんか関係があるの?
ん?
その、なんか、意識の、なんか、なんてゆんですかね・・・・
あーーーー。
変わっていった・・・だんだんこう吹っ切れてったみたいな。
なんかね、最近の順ちゃんを見てると、ほんとにアノ恐いもの知らずというか・・・
そっかぁ・・(笑)  いやぁぁ、それに、知り合ったヒトも、れいちゃん含め
ははは。
あと筆おろしのぐれーすとかねぇ、強力なヒトたちと会って、ね、会ってしまったっていうのが大きいですよ、私にとっては。
そー、ね。  あの、筆おろしっていうのが、私と長見順ちゃんが、あの、一緒にやってるバンドで、
あとぐれーすっていうね、アノまたコレ強力なドラマーがいて、あの、彼女、ジュリーのツアーとかで忙しいヒトなんですけど。
その3人で、、、、ま、、その、、、バンドが始まった時も、もーちょっとおとなしかったんだよね。
そ、最初、筆おろしはね、わりとキチンとねぇ・・・やっていたのが、はじけちゃったねぇ。
はじけちゃったねぇ。
そうですよ。  筆おろしはなんではじけたかっていうと、やっぱり・・・・・れーちゃんもよくわかんない・・
よくわかんないね。。。
そ、私もわかんないんだよ。

私でもね、筆おろしがなかったら、多分コノ、イヌラジ小唄って言うジャンルは生まれなかったね。
おーーーー!!
すごいね、筆おろし。
うん。
ん、わたしも、そだね、筆おろしがなかったら、そお、、今の"OYAZI"って曲は作ってなかったかもしれない。

(爆)
OYAZI だもんね。

あたしいっつもね、あの、ほら、みんなそれぞれ個々に普段いろんな活動をしていて、
それぞれに一生懸命やっていて、で、あたしもナンカ自分のそのぉソロ活動を一生懸命やって、
で、曲もまあ、ソコソコにまあなんとか作ったかな、とか、ライブもまあソコソコにやれたかな、なんて思ってぇ、
たまにある筆おろしのライブのリハなんかやると、、、で、いきなりあの順ちゃんと音を出した瞬間にね
いっつもなんか、ハリセンでなぐられたみたいな・・・・・・・・・・・

(ふたりとも爆笑)

そんな・・・・(爆)
あたしは、まだまだ甘いな、みたいなね。
いあやぁぁぁぁ。。。
なんかね。ほんとにもー、個性的なね・・・・。
じゅんちゃんは。。。
スバラシイんですよ。ほんとにもー、
ありがと。

あの、今度、5月30日にニューアルバムをリリースしたんで、
はい。
ぜひ聴いていただきたいなと、みなさんには。
ぜひ。

では、その、ニューアルバムの中から、えー、もー一曲順ちゃんのほうから曲紹介をしていただきましょう。

はい。 えっとコノ曲は、もう、10年くらい前に書いた曲なんだけれど、
あの、実際にいた田村奈津子さんという、私の一つ年上の学生時代の先輩がいるんですけども、えー、
で、彼女はおととし亡くなってしまったんですけどもね、えー、その、彼女が生きてる時に作った唄です。"夏に生まれた夏子さん"

("夏に生まれた夏子さん")

お聞きいただいた曲は、長見順で、"夏に生まれた夏子さんでした。

それでは、安い男のコーナーに参りたいと思います。
えー、今週も,先週に引き続き、えー、長見順ちゃんがゲストに来ていると言うことで、
順ちゃんの方から安い男の話を聞きたいと思うんですが。
あの、あたしたちね、こう、いろいろやっぱりね、男が多いじゃないですか、
うん。コノ世界ね〜〜。
コノ世界。
そうなんだよ。

で、いろんなところで、あの、ほんとに安い男が多くて
特にね、あたしなんか、ブルースの世界に、あのー、そー、あのー、入ってるって言うか、まーその、大した事じゃないんですけどね。
なんて言っちゃっていいんだかよくわかんないんですけど。

いや、でも、あの、うんうん。
ブルース界はオヤジが多くて、
おおそうだぁねぇ。
それはそれはスバラシイオヤジもたくさんいるわけですけれども、
スバラシイオヤジもいるんだけど、
そー、でも、それはそれは安いオヤジも
(爆笑)
星の数ほどいるわけで・・・・
いるよね。うん。。
これはいい機会なんで、あたしが、その、日本のブルース界にコウ入り始めた、超初期のちょっとムカツイタ話をイッパツ。
はい。

あのー、あれは、15年くらい前・・・
15年くらい前
でしたかねぇ。 超、覚えてるんですけど、
あはははは。  ネに持つ・・・。
そお。あのぉ、ブルースセッションに呼ばれたわけですよ。
はいはい。
私は、当時、ブルースギターが弾けるってことで、ちょっと、あの、こんなちっちゃい世界のところで、注目を浴びていて、
あーー、やっぱ、女の子で、渋いブルースギターを弾くぞ、ということで。
で、とあるブルースマンがブルースセッションに誘ったわけですよ。
はい。
あの、そのときは結構、有名な方々が、、
いらっしゃったわけですね。
ちなみに、場所は何処だったんですか?
高円寺のジロキチってとこなんですけどね。
(爆笑)
高円寺の・・・・
におうでしょ?
におうね。ぷんぷんにおうね。
それで、超有名なブルースマンのヒトたちが、それはそれは、その中には大好きなブルースマンの方たちもいっぱいいたんですけれども、
約一名ひどいのがおりまして、

はい。
ま、私は、2曲くらいちょっとゲストで出させていただいて、
私もそのときは、っていうか、なんかもー、超ペーペーで、もーね、やらせてもらっただけでもありがたい、
「ありがとうございます、ありがとうございます。」なんて頭を下げていたもんだから、まぁ、、
つけあがっちゃった・・・
つけあがっちゃって、まあ、ようするに、ひとりのミュージシャンとして見られていなかったわけで、
あーーー。  もー、お察しします。それ。
そー。んで、ギャラの分配になって、
あーー。
あのー、人数、、あの時は、7人くらいいたのかな、たしか。私含めて、8人。
7人でわって、つり銭ちゃらちゃら。230いくらか位だったんだけど、
なめてるねぇ〜。
「あの、つりだけど。」ってやられ
あの、それは、ちなみに結構有名な方なんですか?
もー有名。その筋では。
あーー。イニシャルは?

(ふたりとも爆笑の中)
N!

ほぉーーー。
じゃあ、今夜は、15年前に、こんなにスバラシイ長見順ちゃんに、そんな目にあわせたに、
コレでも食らえっ!

(”安い男ジングル”)

というわけで、長見順ちゃんの安い男のエピソードでした。

(”イヌラジ小唄ジングル”)

はい、お待たせしました。イヌラジ小唄のコーナーです。
このコーナーは、その日の気分で小さな小さな唄を作って、
えー、毎週だったら、私のこのハイテクカシオトーンで唄うところなのですが、
今日は長見順ちゃんに来ていただいているということで、順ちゃんが今日のために1曲作ってくれたと言う・・・・・(笑)

書き下ろし・・・・

スバラシイッ!

書下ろしです。

今日はコノ、ちょっとかなり贅沢なタイムになるのではないかと・・・。   じゅんちゃん、じゃ、そのタイトルは。

タイトルは、、、、"柴草玲"

なはははははは。

♪し、ば、く、さ、れい
 し、ば、く、さ、れい。
 し、ば、く、さ、れい
 し、ば、く、さ、れい。
   しばくされい〜。
   しばくされい〜。
   し、ば、く、さ、れい
 
 しばくさ、のしば、は
 柴犬の"しば"。
 柴又の"しば"。
 柴漬の"しば"
 しばし待ての"しば"
 しばってしばって、の"しば" 
 しばらばしばらばしばらばしばらば・・・・・・・
 
 し、ば、く、さ、れい
 し、ば、く、さ、れい。
 
 そう、このごろ、テレビを見ていると、
 きくかわれい とか、
 しばたじゅん とか、
 しばくさコウだとか、 (しばさきコウがうっかり・・)
 レイ・チャールズだとか
 なんと、ニセモノばっかり。
 ニセモノばっかりで。
 あー、ドキドキしちゃうよ、あたしの しばくされい。

 でも、このあいだ、NHKを見ていたら、
 ほんとの柴草玲の名前があって、
 ホンモノが唄っていたよ。
 一羽、二羽三羽四羽五羽六羽七羽八羽九羽。
 一羽二羽三羽四羽  (裏で"ヒナのうた"のメロディーで唄う)
 って唄っていたので、びっくりして、思わず柴草に電話をした。

 し、ば、く、さ、れい
 し、ば、く、さ、れい。

 柴犬、きゃい〜〜ん。
 柴又、トラさん。
 柴漬、京都、今日から、
  しばは、しまって、ちょっとまった、
 (・・・不明・・・)
 シバの女王。
 しばらくまってしばらくまって、
 しばしばしばしはられって、
 あ〜〜〜。

 あ? だれが柴草玲?

  あ、どーも、私が。。。。すみません。

 へい、柴草玲。これからも、どうか、どうか、よろしくねぇ。♪    
        ( もちろん二人によるセッション。ブルージー
なナンバー )

っははははは!!
いえ〜〜い。
いえ〜〜い。
じゅんちゃん。うれしいよ。私は。
喜んでもらえて嬉しいよ。わたしも。
めちゃくちゃうれしいよ。
どうも、2週にわたって、どうも、ありがとう!!
ありがとう。こちらこそ〜〜。
柴草玲!!

っはは。ありがと〜。
長見順ちゃんでした。 どうも、ありがとうございました。
ありがと〜。

えー、では最後に柴草玲の曲を一曲聴いていただきましょう。 柴草玲で"オキナワソバヤのネエサンヘ"

("オキナワソバヤのネエサンヘ")

(エンディングテーマ”おやすみ”)
今週のイヌラジはいかがだったでしょうか。
いやぁ、もうやっぱり長見順は強力です。もう、本当に、あの、スバラシイです。

やっぱり、こういうヒトがね、出て行かないと、日本の音楽業界、ウソですよ。ほんとに。

えー、長見順ちゃんのニューアルバムは、
えーーと、こないだ、発売記念ライブは終わってしまったんですが、
ホームページのほうで通販 をしているそうでございます。
えー、長い短いの"長い"に、見る聞くの"見る"、えー、順番の"順"、で長見順。
こちらのほうで、検索していただいてですね、あの、順ちゃんのホームページにゼヒ辿り着いていただきたいと思います。
そうしましたら、えー、ニューアルバム『OYAZI』のほうが、手に入ると思います。ゼヒゼヒ皆さん聴いてみてください。

コノ番組では、皆さんからのメッセージをお待ちしています。おはがきの方は、郵便番号320−8550、
ファックスは、028−638−7600。メールの方は、inu@berry.co.jp。inuは小文字でアイエヌユー。berryはビーイーアールアールワイ、でございます。
番組の感想や、リクエストなど、なんでもOKです。たくさんのメッセージをお待ちしております。
"安い男"のほうへのメールもゼヒお待ちしております。 
メール読ませていただいた方には、柴草玲特製イヌレコステッカーのほうをプレゼントさせていただきます。
というわけでお送りしてきました、柴草玲のイヌラジ。今週はこの辺でお別れです。
また来週。おやすみなさい。